四天王寺・春 現代にも生きる太子信仰

太子ご命日の聖霊会舞楽大法要行われました

2019-4-22 大阪市天王寺区 大阪あそ歩

地図表示に少し時間がかかる場合があります。
赤色は、今回歩いたコースのGPS軌跡です。
地図上のマーカーをクリックすると簡単な説明を見ることができます。

参加コース行程

「発」大阪メトロ谷町線天王寺駅北改札口前~①天王寺駅周辺商店街②谷の清水③庚申堂④堀越神社⑤四天王寺⑥石舞台「着」ゴール解散・絵堂

今回のまち歩き概略

4月22日、四天王寺では聖徳太子のご命日を偲んで聖霊会舞楽大法要が行われます。

六時堂と石舞台で古式ゆかしく行なわれる舞楽法要は、荘厳で美しく国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。

また、聖徳太子のご一生の絵伝が壁画として描かれている絵堂も、無料開放されます。


今回は,四天王寺の外護として創建された天王寺七宮・堀越神社(「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」)、庚申堂を経て、天王寺さんへ参ります。

大阪あそ歩HPより

「発」大阪メトロ谷町線天王寺駅北改札口前~①天王寺駅周辺商店街~

JR天王寺駅前の路地裏には商店街があります。昔ながらの商店街です。

風情のある旅館も健在。

元住友家の建物だった料亭も営業中。

②谷の清水~

この辺りは谷筋になっているので昔から豊富な清水が湧き出ていたそうです。

しかし近年自然に湧き出さなくなり、ポンプで汲み上げているとのこと。

周辺の住民の方が維持管理されているとか。ガイドさんの知り合いのお店の方のお話も聞けました。

年間結構な維持管理費がかかるそうです。ポンプが詰まるのでその掃除もするし、電気代もかかるし大変だそうです。

それでも昔からの谷の清水を守っているそうです。頭が下がります。

谷の清水から少し離れたところにお地蔵さんがあります。前掛けをめくると道しるべの石が出てきました。驚きです。

③庚申堂~

ここの庚申堂は四天王寺のお寺です。ここへは何度かまち歩きでお参りしました。

今回はお寺の方のお話を聞くことができました。内容は割愛です。

④堀越神社~

堀越神社は「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」との言い伝えもあるとか。

境内には茶臼山稲荷神社や熊野第一王子之宮などの社もあります。

⑤四天王寺~⑥石舞台~「着」ゴール解散・絵堂

石舞台

この日は聖霊会舞楽大法要が行われていました。

「着」ゴール解散・絵堂

番匠堂とは

聖徳太子は、日本に仏教を広められると共に、わが国に朝鮮半島・百済国より番匠と称される数多の名工を招請され、高度な建築技術を導入されました。
このご事蹟をお慕いし、大工・建築技術の向上、工事の無事安全を願う建築に携わる人たちの間でお祀りされるようになりました。おずしの中には曲尺を手に持った曲尺太子が祀られています。毎月22日のみご開帳されます。

四天王寺HPより

番匠堂には建築関係の会社がお参りに来るそうです。


絵堂で聖徳太子絵伝が無料開放されていました。私は以前に見せてもらったので今回は入りませんでした。

聖霊会舞楽大法要

聖霊会舞楽大法要とは

場所 六時堂 石舞台
毎年4月22日、聖徳太子の命日を偲んで行われる、四天王寺の行事の中でも最も重要で大規模な舞楽法要です。

千四百年の歴史を持つ聖霊会は、法要と舞楽が一体となった古の大法要を今に伝え、国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。

豪華絢爛な絵巻を彷彿とさせる舞楽を無料で鑑賞していただけますので、この機会に是非ご来寺ください。

四天王寺HPより

初めて聖霊会舞楽大法要を見ました。

昔から現在まで受け継がれているなんて驚きです。

この日は暑くて見物するのも汗だくでした。

聖霊会舞楽大法要は12時30分から夕方OR夜?まで続くそうです。

今回のまち歩きは聖霊会舞楽大法の様子が知りたくて参加しました。

ガイドの竹山さん、ありがとうございました。

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