京都御所を見学

「西郷どん」の舞台を歩く その1 ~御所と薩摩藩邸と「島津の殿様」編~

2018-6-30 京都市・上京区 大阪あそ歩

地図表示に少し時間がかかる場合があります。
赤色は、今回歩いたコースのGPS軌跡です。
地図上のマーカーをクリックすると簡単な説明を見ることができます。

参加コース行程

「発」地下鉄丸太町駅~①京都御苑②蛤御門③禁裏御所(入場)④乾御門「着」ゴール解散・地下鉄今出川駅=京阪三条駅(昼食)=地下鉄谷町4丁目~大阪歴史博物館(講演)

今回のまち歩き概略

西郷隆盛ゆかりの京・大阪を歩きます。まち歩きの後は大阪歴史博物館で西郷関連の講演会に参加します。

大坂あそ歩HPより

西郷隆盛が警備していた京都御所を歩きます。

今回は一般公開されている禁裏御所を見学します。

その後大阪歴史博物館で西郷関連の講演を聞きました(希望者のみ)。

「発」地下鉄丸太町駅~①京都御苑

京都御苑
幕末の京都御所周辺図

東京遷都後京都御所は京都御苑として整備されました。

しかし多くの公家屋敷は取り壊され、今はほとんどありません。

しかし幕末の舞台となった蛤御門など、歴史を感じさせる場所が残っています。

また天皇が住まわれた禁裏は、一般公開され見学することが出来ます。

②蛤御門

蛤御門説明板

蛤御門は幕末の有名な「禁門の変(蛤御門の変)」が起こった場所です。

薩摩藩は乾御門を警備していましたが、応援に駆けつけたとか。

ということは西郷隆盛もここで戦ったのでしょうね。

実は今の門の位置と幕末の門の位置(向き)が違っているのです。

次の幕末京都御所周辺図でも確認できます。

幕末の御所の図 蛤御門の位置(向き)が今と違う

明治になって道路の拡張か何かで位置が変わったのでしょうか。

蛤御門からすぐの場所に清水谷家の椋があります。

大きな木で夏は涼しげでいいですね。

この付近に清水谷家の屋敷があったそうです。

禁門の変の時、長州藩士来島又兵衛がこの木の付近で討死にしたそうですが、今は静かな場所です。

③禁裏御所(入場)

禁裏御所は今は予約なしで見学することができます。

世が世なら入ることも近づくこともできなかった御所を見学できてよかったです。

この時期色々工事が行われていました。

高御座は東京へ運ばれています(2018-11現在)。来年のために。

多くの観光客が見学に訪れていました。海外の人も関心を持って見学していました。

④乾御門

薩摩藩が警備していた乾御門です。

西郷隆盛も行き来してたんでしょうね。

「着」ゴール解散・地下鉄今出川駅

地下鉄今出川駅へ向かって御所の横を歩いています

今回のまち歩き京都御所を見終えて、ゴールの地下鉄今出川駅へ向かいました。

希望者はその後昼食をとり、京阪、地下鉄谷町線で大阪歴史博物館へ移動し、西郷関連の講演会に参加しました。

この日も蒸し暑く、熱中症に注意しながらのまち歩きでした。

幕末の大きな変換点の一つ「禁門の変」の現場を訪れ、西郷の活躍や破れた長州藩士のその後に思いを馳せながらまち歩きを終えました。

ガイドの結城先生、暑い中ありがとうございました。

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